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ビデオ・アーカイブ
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ビデオ一覧
*本ページでは2018年3月31日時点で登録されていたビデオのみが表示されます第1位
真核生物 アクセス数:366
巨大アメーバに運ばれて動く粒子たち
種名:Amoeba and Testate Amoeba
AL-Museum AL-Museum
糸 のような偽足を沢山伸ばし、背中に粒子を背負ったアメーバ。やがて3個の粒子を手繰り寄せ偽足は別の方角から伸びてくる。アメーバ本体はどこにいるのだろ う? シヌラを避けるように偽足を縮めたアメーバは、やがて別の方向に偽足を伸ばし動き出す。新たな粒子も加わり、さながら大艦隊の移動風景だ。
第2位
真核生物 アクセス数:355
助細胞による花粉管の誘引
種名:Torenia fournieri
名古屋大学 WPI-ITbM 東山哲也
花を咲かせる植物である被子植物は、進化の過程で、鞭毛ダイニンなど鞭毛をつくるための遺伝子を捨てた。このため、植物の精細胞は自ら泳ぐことはできない。その代わりに素早く、水の少ない環境でも精細胞を卵のある部分まで運ぶのが、花粉から伸び出す「花粉管」という細胞である。花粉管細胞は、精細胞をエンドサイトーシスで取り込んだ状態で運ぶ。花粉管がなぜ正確に卵の場所までたどり着けるのか?およそ140年にわたって探索されてきた花粉管誘引物質が、このムービーが示す、「トレニア」というユニークな植物を使って発見された。トレニアは卵組織が組織に包まれず露出しており、花粉管が卵組織の先端に正確に誘引される様子を直接観察することができる。卵細胞のとなりに2つある助細胞が花粉管誘引物質を分泌すること、そしてその誘引物質は約65アミノ酸からなるシステインに富む複数のペプチドであることが明らかとなり、ルアーと名付けられた。
第3位
真核生物 アクセス数:339
珪藻や緑藻たちの静かな世界
種名:Synedra or Tabellaria or Fragilaria, Oscillatoria, Blue-green algae, Scenedesmus
AL-Museum AL-Museum
画面では各種の珪藻や、緑藻たちが見られますが、どれも殆ど動きがない静かな世界です。
第4位
真核生物 アクセス数:200
フィロディナ
種名:Philodina sp.
下水道局 東京都
大きさは300~1,000μmくらい。体は細長く、脚部は1本で、肢部に4本の趾がある。頭に二つの繊毛環があり、眼点は脳の上にある。ヒルのように伸び縮みしながら、フロック間を移動する。また、フロックが小さくなると繊毛を回して泳ぎ回ることがある。頭部の繊毛を動かして、小形の鞭毛類や細菌類を摂食する。頭部の繊毛環を体内に引き込むことができる。
第5位
真核生物 アクセス数:187
マウス気管の繊毛
種名:Mus musculus
浜松医科大学 池上 浩司
マウスの気管で運動する繊毛。一つの細胞の表面に300本ほどが密集し、束になって運動する。運動の周波数は、10~20 Hz程度。束が規則的に“ウェーブ”を作り出しており、このような運動様式を「メタクローナルウェーブ」と呼ぶ。
第7位
原核生物 アクセス数:158
Myxococcus Xanthus gliding motility (on TPM Agar)
種名:Myxococcus Xanthus
Princeton University Akeisha Belgrave
Myxococcus Xanthus gliding motility (on TPM Agar)
第8位
真核生物 アクセス数:158
ドレパノモナス
種名:Drepanomonas
下水道局 東京都
大きさは30~40μmくらい。体はややゴツゴツした三日月形。前端はやや尖り、後端および側面は丸みをおびており、繊毛は少なく棘毛状。体は固く変形しない。フロックの周囲を小刻みに動き、自由遊泳もする。
第9位
真核生物 アクセス数:154
ユープロテス
種名:Euplotes sp.
下水道局 東京都
大きさは100~200μmくらい。体は卵形で背面が隆起するなどアスピディスカに似ているが、前端には三角形の広い囲口部があることや、棘毛の付き方が異なること大型なことが違う。フロック依存性が高く、フロックの周囲を動き回る。てんとう虫に似ており棘毛で歩いているようにみえる。
第10位
真核生物 アクセス数:154
クサリケイソウの不思議
種名:Bacillaria paxillifer
AL-Museum AL-Museum
沢山の細い珪藻がつながり伸びたり縮んだり。そのスケールの大きい動きにつれて、周りの珪藻たちが群がったり離れたり、時には周りの結晶や粒子の凝集体も位置を変える。縮んだときは何本も横並び、伸びた時はクサリの形。動く方向も前後左右に自由に向きを変える。